ちょっとセンチメンタル。

飯田人形劇場の扉を開けたら彼はステージの上に居た。
「やあ、ひさしぶり」
バリトンボイスが聞こえたような気がした。
大三角

声の主はこの大きな三角形。
90年後半から2009年の夏まで上演したシアタートライアングルの一番大きな三角形だ。
これを組み立てたり、バラしたり、運んだり、芝居したり。
わたしの青春、出世作だ。
シアタートライアングルが一番ノリノリだった頃の記事はこちら。
http://chicapan.cocot.jp/news/?p=7

作・演出のくすのき燕氏(人形芝居燕屋)によって今夏、いいだ人形劇フェスタで再構築されて上演される。
かに
そしてポーランドの人形劇団との共同制作でもある。
音楽的道化師のましゅ&Kei(ケイ)の応援も得て7年ぶりに息を吹き返す。
チカパンはパントマイムアドバイザーとして三日間稽古につき合って来た。
自分が熱く関わった作品が自分以外のメンバーで再構築されるとき。
うれしい気持ちと少しさみしい気持ちが入り交じる。
できていく
けれどなにか新しい、素敵なものができていく現場というのは本当に刺激的だ。
こういう場面にいくつも出逢いたいと思う。
時間を経て、新しいショーとなって海を渡る大三角形。
帰りの中央道で胸が熱くなった。
私もがんばろう。
松川あたりで花火がドーン!!!と打ち上がった。
ハンドルを切り損ねるかと思った。
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「ポーランドの四季」
いいだ人形劇フェスタ2016
会場 飯田人形劇場
2016年8月6日(土)、7日(日)全4ステージ
詳細はこちらhttp://www.iida-puppet.com/index.html
作・演出 くすのき燕(人形芝居燕屋)
出演 ましゅ&Kei / テアトルアニマッツィ(ポーランド)
この作品は飯田での上演後、テアトルアニマッツィによってポーランドで上演される予定です。

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