江戸川子ども劇場でちょっとぼうけん。
6月最後の日曜日は江戸川区。
普段は披露宴が行われる会場に老若男女いっぱい集まってくれた。
汗かきの私にはたいへんな季節。
上演は1時間、始まって15分もすればバケツで水をかぶったよう。
ボディランゲージで『誰かたすけてよ〜』
渾身汗まみれのチカパンに小さな手がたくさん挙がる。
『チカパンの大道芸!!』
ずっと気になっていたシーンを変えてみた。
帽子屋のラストシーンだ。
大道芸の帽子が最後だったのだが、黄色帽子で月に見立てるシーンまで帽子屋に入れてみた。
月のマイムは子どもたちとやらないで独りで演ったわけだ。
ずっと喋らず、いきなり抽象的で子どもたちついて来られるかな?
とっても不安だった。
そうして帽子屋は『おしまい』となる。
だけどこの演目のとっても大切なシーン、最後に大人も子どももみんなで海や鳥や花を表現することは絶対にカットできない。
だから最後にレクチャーをして、もう一度月のハンドマイムをやった。
くどくならないかなぁ?
不安だったけどこの日はうまくいった。
『見せる』ことと『一緒にやる』こと。
小さな子どもに届ける時、とくにパントマイムはこの匙加減が要となるようだ。
まだまだ進化したいのだ。