電光石火で振り返る・9月後半〜10月
あんなに暑かったのにちゃんと秋に変わるから本当に不思議だ。
『10年ぶりの加賀おやこ劇場』
石川県加賀おやこ劇場で『パンパカパントマイム』。
前回の上演から10年が経つらしい、、、
あっという間の10年、まさに電光石火だ。
上演後、頂いた感想の中にこんなのがあった。
以前、チカパンさんの作品を鑑賞した時の印象は「元気‼️」「若い‼️」でした。今回の印象は「随分、落ち着かれたなぁ」でした。チカパンさんらしい味のある温かい作品でした。
嬉しい❤️
私、ちっとも落ち着いていないし、むしろ以前よりもジタバタして大変なんですが、、、こんな風に言ってもらえると素直に嬉しい。
元気で明るい、と言われるのが嫌だったんだよね。
コロナ禍は落ち着いた。
上演後、大人の夜の交流会が開かれた。
久しぶりだな、こういうのは。
加賀ですからね、美味しい日本酒をいただきながらあんなことこんなことをたくさんお喋りしてとても楽しかった。
子どもを真ん中に、劇場と劇団はコロナ禍を踏ん張って乗り切った。
続けていれば、きっとまた会えるよね。
『長野市南部児童センター』
コロナ禍で3回連続中止になって、ようやく上演が叶った。
会うなり「ずっとごめんなさいね」と言われる。
誰のせいでもありません。
ちゃんと律儀に延期にして呼んでくださり、ほんとにありがとうございます。
子ども達が会場に入ってきた。
部屋の温度が上がる。
異常に元気、は、弾けている、、、今日は油断したら吹き飛ばされそう〜‼️
私は慌ててピンマイクを装着する。
4度めの正直、やっと会えたね!
『榛南おやこ劇場』
茶畑が広がる静岡県榛南(はいなん)。
榛南おやこの事務局長はパワフルウーマン。
おやこ劇場の他に茶畑で農作業をやり、プロの人形劇団(茶問屋ショーゴ)も支えている。
夏に事前ワークをやってからの今回の上演。
まさに正統派のおやこ劇場。
ところが会員がなかなか増えない。
少子化だから全国的にそうなのだ。
だけど本番、会場はとても良い雰囲気だった。
様々な世代が集まってとってもあたたかい。
パントマイムは観客の空気でどんな風にも変わってしまう、頼りなくやわらかいのだ。
この日の上演、私はとっても楽しかった。
だから、、、
榛南おやこが100年続きますように!
『カラフルショータイム』
カラフルショータイム!
(株)日本総合音楽研究さんのマリンバコンサートにクラウントッタさんと華を添える。
たくさんの楽器を運び、仕込む。
音楽も筋力、体力なんだなあ〜
マリンバ奏者のリカさんと椎名さん。
二人が奏でる音楽で身体も心も弾んでしまう。
普段、iPod touchから出すmp3の音で上演をしているもんだから生演奏はこたえられない。
この仕事、星になった女性クラウン、ダイアナさんの後を引き継いだ。
はじめはチカパンにクラウンを求められた。メイクもしてもらってこんな感じ、、、
だけど外側だけクラウン、中身はチカパン。簡単には変われない。クラウンとはどういうことか?様々な解釈が有るけれど私はクラウンがまだよくわからない。好きとか嫌いではなくてよくわからない、なのだ。
で、チカパンで参加することになりパントマイムのシーンも作ってもらった。
ショーをやる毎に少しずつ発見があり、だんだんこの上演が楽しくなってきた、ってわけ。
ダイアナさん、しっかりやります。
『花咲かせプロジェクトin流山』
10月初旬、ながれやま北部子育てネット主催。
「花咲かせプロジェクト」は、地域の人々が一堂に会し、パフォーミングアーツ(舞台芸術公演)を楽しむことで、世代を超えた共有・共感が生まれ、子どもの笑顔あふれる地域づくりを広げていくプロジェクトです。
、、、コピペです。(≧∇≦)
詳しくはこちらをご覧ください。
https://kodomotobunka.com/hanasakase/
チカパンもバーバラ村田もプロジェクトの登録団体。普段は別々の活動をしているがこの時は稽古、本番と力を合わせる、楽しい。
私たち演者の報酬は通常とは異なる。
このプロジェクトに共感して参加している。
全ての子どもに生の舞台を、もっともっと広まれば世界は平和になるのに。
しかしこの日の夜。
ハマスがイスラエル南部を襲撃、戦争は続いている。