失いたくないものは取り戻す。
東京は雪。
今は雨となり気温は上がっているからすぐに元に戻りそう。
福島と北海道に行って来たけど都内の寒さの方が厳しく感じるな。
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福島県いわきおやこ劇場へ。
バッチリ防寒して出発するも東京よりポカポカ。
いわきは福島のハワイ?!
懐かしいあの人、この人がみんな元気そうで嬉しかった。
そしてその人の孫が楽しく観てくれて感慨深いものがあった。
劇団は星の数ほどあるでしょ。
だからそんなに同じ劇場に頻繁には呼んではもらえない。
だけど相性が合えば、いつかまた呼んでもらえる。
会ってもたくさん話しをするわけではなく私はただ演じるだけ。
年季の入った同じギャグで!!
気温だけでなく会場の雰囲気もとっても暖かかった。
たくさん笑いが起こり楽しもうという空気があった。
この日は仕事始め、おかげでとても良いスタートが切れました。
終演後、超元気印の少年に「牛丼食べに行こう!今から一緒に行こう!!」
かなり情熱的に誘われたが「牛丼」。
その時私の食欲が「牛丼」ではなかった!
私は食いしん坊で交流とかよりも「食べたい」が優先する女。
なんとなく煙に巻いてお別れした。
そしてその後、インター近くの定食屋で豚汁定食を食べているとおやこ劇場の会員さんたちに会ってしまった。
まあ、いい。
いわきの皆さん、ありがとう!
そしてその流れで会津に向かった。
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全児演東北総会に参加した。
全児演とは全国児童青少年演劇協議会のこと。
プロアマ問わず児童演劇に関わる人の集まりである。
メンバーが全国から会津に集まった。
お酒の席で大先輩達からハッパをかけられ気合が入る。
「開眼して人間が成長する作品を創れ」
「テクニックはもういい、売れよう売れようとするな」
などなどなど、、、(^◇^;)
先輩や同士に会い、嬉しくてしこたま呑んでしまう。
顔を合わせて話すことに確かに私、飢えていたんだな。
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旭川子ども劇場で「リトルピーシーズ」を3ステージやって来た。
高学年から大人に向けた短編集。
この演目は小作品(リトルピース)が繋がりなく並ぶ。
どのピースを出すかは公演ごとに少し変わる。
このポスターを描いてくれたのは中学生の女の子。
あんまり可愛いんでもらって帰って来ちゃった。
実際の私や内容とちょっと違うが(^◇^;)とっても素敵な絵。
街は雪で真っ白、横断歩道も見えない。
雪はサラサラのパウダースノー。
スタッフきりちゃんの眼鏡もすぐに曇っちゃう。
冬が全然違う。
これだけ違うと海外にいる様な気分になるなー。
だけど不思議だ、東京の冬より暖かい感じがする。
暮らしている人がこの厳しい冬を越せる様に雪が守っているのかな。
やっぱり好きだな、北海道。
ほっかいどう〜でっかいど〜!!!
旭川の皆さん、ありがとう!
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チカパンをよく呼んでくれる小鳥の森保育園が40周年。
今日は体育館に親子がいっぱい集まった。
お父さんもお母さんもお仕事がお休みなのだ。
演目は「チカパンの大道芸!!」。
この演目こそ観客を巻き込む最たるもの。
コロナ禍だからずいぶんやり方を変えていた。
お客さんを上げないバージョンも安定していた。
すっかりオリジナルを忘れてしまったかも、なんて思っていた。
実に三年ぶり。
ロックオンしたお父さんを思い切ってステージに引っ張り出した。
私の身体はちゃんと覚えていて自然に動く。
この演目の本来の活気が戻った気がした。
コロナ禍で工夫して、無理をして、調整して。
頑張ってたけど失いたくないものは無くなっていなかったし取り戻したい。
お父さんの活躍のおかげもあって良い感じにショーは終わった。
幕裏で着替えていると小さな顔が鈴なりに、次から次に覗きに来た。
楽しかった?
私も楽しかったよ。
でも君たちが嬉しいのは今日はお父さんもお母さんもお休みだからだよね。
一緒が一番、嬉しいよね!