ジタバタしても沈むだけ。
緊急事態宣言は開けない。
ワクチンはいよいよ来週から医療関係者に届くらしい。
上演予定も次々に中止、延期が続くけど
それでも決行する現場もある。
品川きゅりあんで「チカパンと京本千恵美のウンポコバラエティ 」。
稀代のコメディエンヌ京本千恵美とチカパンの魅力満載の玉手箱のようなプログラム。
花咲かせプロジェクトとして上演、主催は品川こども劇場。
客席から笑いが聞こえて拍手が届いて…やっぱり本番はいいな。
「大人も楽しめました」って言われたけど。
大人が笑ってリラックスしないと子どもに愛を配れないよね。
私のリラックスは喫茶店。
喫茶店好きは母親譲り。大好きな珈琲や紅茶を飲みながら甘いものを食べてると力が抜けてくるよね。
ジタバタしても沈むばかり。
恒例のふくしまへの文化庁派遣も中止が相次いだ。
一園だけ手を下さずにいてくれた。
子どもたちを前にすると水を得た魚のようだ、と我ながら思う。
私はパントマイムが好きで、子どもが好きで、だから仕事が好きで。
単純明快なのだ。
最近の願いはもっぱら仕事が続けられますように!
流行りのズームで長野県の中部子ども劇場、南部子ども劇場と事前を6回も実施。
赤ちゃんからチカパンになるまでを紙芝居風に見てもらう。
そのあとパントやジャグリングのミニレクチャー。
30分のチカパンテレビ、みたいなもんである。
オンラインでパントマイムは苦手である。
YouTubeは別だよ、作りこめるから。
それは苦手だけれどこんな事前や会議、みんなと交流するのはズーム、画期的だと思う〜!
参加者も増えるはずである。
美肌効果が期待されるっていうから。
バックを茶色布をかけたりして少々私も努力している。
それでもやっぱり生は格別。
草加おやこ劇場で本来の事前。
(事前とは子ども劇場で鑑賞会が決定した団体にワークショップや座談会をすること)
マスクしてソーシャルディスタンスに気を配っても子どもは大接近。
傍でケタケタ笑い、私の股をくぐり、近すぎるっ。
だけど嗚呼、なんと幸せな時間だろう。
草加の皆さん、上演は延期になってしまったけれど春にはきっとまた会いましょう。
ラストはNPO法人清瀬こども劇場。
「リトルピーシーズ」とパントマイム体験。
これも昨年の春に上演予定だった。
やっと約束が果たせた。
延期が決まった時、事務局の方が私たちが大変だろうと前払いをしてくれた。
正直、あの時は助かったなあ。
支えられている。
観てくださる側がいて、私たちがはじめて成り立つ。
みんなに心配をかけている。
深呼吸して力を抜いて、紅茶でもいれて。
ジタバタしても沈むだけだ。