秋の空。
青い空に流れる雲も、月にかかる白雲も。
秋はじつに美しい。
仕事して、食べて(たまに?呑んで)、更年期に震えていたら…あっという間に10月かよっ!
今回はすごく長いルポです、覚悟してね。
8月の後半だった。
チカパンの初クラウンメイク。
訳ありでチカパン、にわかクラウン。
でもこれ、幻!
たぶん、もう無いわ。
やはりこんな特殊メイクをすればそれなりのクラウン精神が無ければいられない。
クラウン精神って何?!
…ってことを考えながら先に進む。
今期もはじまった「ふくしま文化芸術による子どもの育成事業」の派遣上演。
すっかり気心の知れた文化センターのK村さんと満腹の餃子を食べる。
ものすごく食べる。
いくらでも入るのだ。
にんにくが入ってないの、美味しいよ〜、福島駅近くの満腹の餃子。
一応上演もしっかりやる!
千葉県の市川コルトンプラザ。
コルトンプラザは大きなショッピングセンター。
ストリートショーのあとその場でワークショップ。
通常は室内で落ち着いてWSをするのだが珍しいケース。
ホンモノのエスカレーター前でパントのエスカレーター。
シュールだけど子どもたちは気にしないで集中してやっている。
子どもは指導するチカパンだけを見ているからかな。
チカパンは子どもの後ろに色々見えてしまうのだ。
さて、いよいよはじまった「ウキウキバルーンファクトリー」再構築。
尊敬するマイミスト京本千恵美(きょうもとちえみ)に参加してもらって稽古を進めている。
お互いにパントマイミストだが芝居が好き。
そんな部分が活かされたらいいんだけどな。
この楽しい計画、夏の頃、どこかで上演する予定。
よりエッセンシャルに。
9月に突入〜!!!
富士子ども劇場が子どもまつりに呼んでくれた。
上演前、劇場のK原さん。
「午後でみんな遊び疲れてるし、寝たらごめん!ひとみ座の中村さんや紙芝居のたっちゃんは寝る人はなかったけど…。」
それを聞いてチカパン、メラメラメラ〜!!!
ハートに火がついたわ。
眠らせてなるものかっ〜!!!
かくしていつもより少々激しく演じたのであった。
チカパンはお猿さん。
簡単にやる気になります。
香川県高松市。
45周年を迎えたマイシアター高松が「リトルピーシーズ」を呼んでくれた。
上演の部屋の窓から見えるのは海。
今夜は300回目の記念すべき例会。
マイシアターでは7年前にもリトルを上演。
そのときに観てくれた会員さんが今回もたくさんいる。
そんな場合、やはりちょっと緊張する。
私は劣化していないか?
古くなっていないか?
…それは他人様が決めること。
いただいたブーケはお菓子で出来ていて、とても甘かった。
長野中部子ども劇場で「ちょっとぼうけん」。
子どものためのプログラムを創りだした頃。
いろいろと励ましてくれたのが長野中部子ども劇場。
800名以上の会員を抱えるマンモス劇場を支えているのはM子さん。
ベテラン名物事務局長だ。
「ちょっとぼうけん」が産声を上げたのもこの劇場だ。
今回の上演でも遠慮のないM子さまのダメだしが出る。
カチン!とも来るしムカッ!ともなるけれど。
確かに…気になる所を言ってくる。
ギャラももらったが、それ以上の大切なことをいつもいっぱいくれる。
今後もこの道を歩いて行くことに、大切なことを。
東京は品川こども劇場で「ちょっとぼうけん」。
長野上演での気づきをさっそく試す。
うん、なるほど。
やはり良くなった。
上演が続くとこんな風にすぐに試せるから有り難い。
だから、たくさん上演機会が欲しいのだ。
稽古場では発見できないことがたくさんある。
上演後、品川のみんなとランチ交流。
そのとき正面に座った4年生の女の子とサインを交換。
舞台表現の道を行きたいと言っていた。
10年後、このサイン凄いことになったりして。
9月最後は新潟県のまきおやこ劇場。
会場の周りはこんな景色。
秋は薄紅のコスモスだよね〜。
気のせいかな、新潟の柿ピーはやっぱり美味しい。
そして今夜の小夜食。
栄養学を学んでいる高校生が作ってくれたらしい。
お世辞でなくエビも炊き込みご飯も本当に絶品だった。
イチジクのコンポートっていうの?
これも美味しくてレストランで食べたみたいだった。
そして夜は恒例の交流会。
お魚が新鮮で美味しかったし、枝豆は感動してしまった。
そんなこんなで日本酒に手を出してしまった。
長い長い今回のルポ、やっぱり飲み食いで記事が終わることを…
たいへん恥ずかしく思います。