花に嵐のたとえもあるさ。

3月末から山形県内のおやこ劇場を8カ所廻った。
米沢〜長井〜南陽川西〜山形〜鶴岡〜酒田〜村山〜寒河江。
小春日和かと思えば雪が降り、桜はまだまだぎゅっとつぼんで、出番を待っていた。


米沢からスタート。
山形は蕎麦屋のラーメンが本当に美味しい。
この米沢ラーメン、写真を撮ったあとコショーをかけたら蓋が外れて悲劇!


美しい雪の月山峠を超えて山形へ。


山形子ども劇場は200回目の記念例会。
そんな時に上演できる事を光栄に思う。


鶴岡親子劇場で見つけた横山貴央おんちゃんの色紙。
「夢」って、やっぱり本当にいい言葉だ。
休会が決まった劇場もあって、少し切ないツアーだった。
どの劇場にも長い歴史があって、暖かい思いが溢れていた。
山形の皆様、本当にお世話になりました。
そちらはこれからが満開ですね。

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劇団銅鑼の新作「不思議の記憶」に少し関わっている。http://www.gekidandora.com/
何度も何度もワークショップを繰り返し、役者は身体と精神を研ぎすませ、とても丁寧に創作をしている。
私はパントマイム役者だけれど、本当はパントマイムは演劇なんだと思っている。
特殊技能ではなく、演劇そのものだと思っている。
演出の大谷賢治郎さんはパントマイムを違和感無く魅力的に作品に取り入れてくれる。
しかし劇団の稽古場にいるとつくづく自分は短距離ランナーだなあと思ってしまう。
長時間の創作の緊張感に耐えられない。
だからこそ、劇団にいられなくてこうしてひとりでやっているわけだ。
「不思議の記憶」は銅鑼のアトリエにて5月1日〜6日まで。
透明感のある、タイトルどおり不思議で強くて、魅力的な作品になりそうだ。
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加賀おやこ劇場http://www14.ocn.ne.jp/~gekijyou/で「いっしょにパント〜」と「リトルピーシーズ」2本立て。
この組み合わせは自分ではじめておきながらけっこうシンドイ。
1日に森と海を渡っているような感じだ。

階段を上って、例会の会場までこんなふうに風船でウキウキワクワクを盛り上げる演出をしてくれた。
公演を思いっきり楽しもうというみんなの気持ちがチカパンにパワーをくれる。
加賀のみなさま、ほんとうにありがとう。
翌日は山中温泉で命の洗濯しちゃいました。

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