きっかけ。


宮崎は春の香り。
みやこのじょう子ども劇場で「チカパンのいっしょにパントTIME!」上演。
一日中雨だったけれどたくさんの人が観に来てくれる。
金メダルももらっちゃう。
みやこのじょうのみなさん、ありがとう!

翌日、宮崎のパワースポット一葉稲荷神社に参拝。http://www1.bbiq.jp/hitotsubajinja/index.html
空気が違う、その静寂に心の乱れが整う。

お守り売り場のおばあさん。
50年前に丸の内で働いていたそうで、
50年前の銀座の話を思い出して夢のように話してくれる。
50年前の東京は・・・そりゃあ魅力的だっただろうなあ、ほんとうに夢のようだったんだろうなあ。
「今は東京どうだい?」って聞かれて「人の住むところではありませんよ」なんてつい、言ってしまって。
すこし後悔する。
私はいろんなところへ行くけれど、やっぱり東京が私の町だ。
私は住みたくて住んでいる。
大切な身内の悪口をつい言ってしまったような悪い気分…。
たしかにここはパワースポットだった。

山口県下関、NPO法人子ども劇場下関センターへ。
チカパンの大道芸の上演、翌日はパントマイムで思いっきりあそぶ。
下関センターには大学生が何人かいる。
彼らが時にたくましく、時にやさしく、とても自然に子どもをひっぱる。
もちろん彼らも本気であそぶ。
ワークショップにはチカパンのいつものやり方、があるのだが今回はセンター側からのリクエストに応えた。
その進行が目から鱗だった。
グループの編成も進行も細かく、丁寧に打ち合わせがなされていた。
私の役割もはっきりオーダーがあった。
言うなれば、私は講師ではなく、パントマイムとして存在していたようだった。
そのパントマイムを迎えて、みんなが徹底的に料理する、したい、というかんじだった。
発表では子どもたちの笑顔が印象的だった。
子どもたちの自然な頑張りが心に響いた。
私のワークショップのやり方を見直すきっかけを下関センターはくれた。

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