花、雪、紅葉そしてサンタ。
岐阜山県市・花咲きフェスティバル
11月18、19日。軽自動車で中央道をトコトコと岐阜県山県市(やまがた)へ向かっていた。
経年劣化の私とマイカー。そんなに速く走れません。のんびりやっとこ7時間、あとちょっとのところで事故渋滞。車がいっこうに動かない。トイレにも行きたくなりジッと座っているのも辛い。
私はとうとう外に出て気になるシーンの稽古を始めた。(絶対に真似をしてはいけません、ごめんなさい)
かくしてトンネル内の故障車は動き、空に美しい三日月がはっきり現れた頃に山県市に入れました。翌日、、、
やったるで〜!!『リトルピーシーズ』と『いっしょにパントTIME!』二作品上演。ベテランのおとなからルーキーの小さな子ども達に観てもらうことができる幸せ。他にもこんなラインナップ。
劇団風の子中部さん、ぎふ山県子ども劇場、花咲ホールの皆様が暖かく支えてくださり幸せな二日間を過ごすことができました。
タカパーチさんのラッパを聴きながらどて煮を食べてると嬉しい感想をたくさん頂いた。特に地元の大人の方、初めてパントマイムをご覧になった方に褒められて私は有頂天。劇団同士、観合うことも叶いたいへん刺激をもらった。
来年もフェスはある模様。美しい自然に囲まれた文化の里、静かな山県市にある花咲ホールに笑顔の花がたくさん咲いていた。
雪の舞う富良野
またまた富良野おやこ劇場がチカパンを呼んでくれた。作品は『リトルピーシーズ』。
32年やって来てこんなに何回も呼んでくれた団体はない。こうなると呼ばれなくなる日が怖いっ。(トコトンネガティブ思考)
空港でバスを待ちながら気になるシーンをまたまた稽古!
このように一人でパントマイムだとどんな状況だって直ぐに稽古ができてしまう!これは大変便利です。
約65分のリトルピーシーズは高学年〜おとな対象のパントマイムの短編集。
だけどこの晩は小さな子どもたちも参加、集中してよく観てくれた。
最近加わった作品『パン屋と子ども』は20分近い長編。原作は平光司さんというパントマイミスト。
小2の女の子がそれが一番面白かったと言ってくれた。嬉しかった。私も今一番面白いのがこの作品なのです。
いつものお宿の食堂の壁には色紙がいっぱい。劇団とスキークラブが多い。中でも、、、
他にも知ってる劇団がたくさんあった。子どもに舞台を届ける仕事をしている、またかつてしていた人達が同じ宿のこの食堂でご飯を食べて上演に行ってたと思うと不思議な気持ちになる。独りじゃない、って気持ちになって暖かくなる。
紅葉と幼稚園公演
都内もようやく葉っぱが紅くなり、イチョウの絨毯も敷き詰められた。
文京区の某付属幼稚園。
3年に一度呼んでくれる。百年以上の歴史がある園に行くのはとても誇らしい気持ちになる。
3歳児に30分、4、5歳児に45分と分けて上演をした。
コロナ禍で密を避けるために年代を分けて上演した時、良い発見がいくつかあった。
例えば3歳児。お兄ちゃんお姉ちゃん達の中で観る時より自分達だけで観る方がなんだかリラックスしているし集中している。この日も上演中のリアクションが元気が良く積極的だった。
私が幕からポンッと出たら
『わあ、おじさん出たー❣️』と大喜び。
、、、確かに最近おばさんはおじさん化しているよ。それは認めます。元気が良くて宜しい。
懐は寒いけどハートはぽかぽか
強がりじゃないよ、ほんとにそうなのよ。
今年も義理姉に頼まれて地元でチカパンサンタになった。以前はパフォーマンスを無償ではやらなかったけど最近は都合がつけば引き受けるようになった。懐は相変わらず寒いけど精神は豊かになってきたのかな、と思っている。
子ども食堂ではチカパンではなくパーント博士にやってもらった。
私『パーント博士、どうでしたか?』
博士『はじめたらいきなり区長と目が合ったんじゃ』
私『今をときめく岸本聡子区長?!』
博士『そうじゃ、来てたんじゃ。ちょっと緊張したわい』
ちょっとミーハーな博士。
だけど子ども食堂のクリスマスに来て一緒にご飯を食べ楽しんでいる区長。ますますファンになったそうです。
そこで告知タイム❣️
『映画 ◯月◯日、区長になる女。』
昨年の杉並区長選挙に立候補し、現職を破った岸本聡子と、草の根で支えた住民に密着したドキュメンタリー映画。
1/2〜ポレポレ東中野にて公開!!
博士はどうやら観に行くようです。
今日は12月29日。
今年も山あり谷ありクロードチアリでなんでもあり。
いろいろありましたが元気でまた来年も継続できそうでヨカッタ、ヨカッタ、なによりです。
持っているこの身体とこの知性とこのまごころを余すことなく使い、丁寧に少しずつ進んで行きたいです。
チカパンNEWSを見ていただきありがとうございました。
愛してます❤️
どうか健康でいてください。
痛いところが明日は良くなっていますように!
あたたかい年の瀬をお迎えください。