不安と希望の花束を抱えて。
仕事がら子どもから嬉しい言葉をたくさん貰う。
これは北海道の余市で貰ったメッセージ。
見せにきてくれて、の「せ」が可愛い。
こんなことが私をとても元気にしてくれる。
11月下旬、北海道は余市〜帯広〜芽室に行って来た。
全児演(全国児童・青少年演劇協議会)北海道ブロックによる「君に会いに行くよ」。
文化庁AFF補助対象事業でした。
出演はこの三人。
左からパントマイムのチカパン、人形劇団えりっこのえりさん、マジックの太田ひろしさん。
三つの異なるジャンルが楽しめるとっても美味しいプログラム。
ジャンルは違っても自分の選んだ表現方法でみんなを笑顔にしたい気持ちは、三人とも同じ。
どの会場も子どもから大人までたくさんの人が来てくれて大盛況。
子どもと劇を出会わせたい、その願いは大成功。
チームをまとめて引っ張ってくれた全児演北海道の西脇さん、一緒に取り組んでくれた
よいち子ども劇場、NPOぷれいおん・とかち、めむろ子どもと人形劇を楽しむ会の皆様、ありがとうございました!!
上演後雪が降り、とかち帯広空港に向かう途中キタキツネに会いました。
そして愛知県は知多おやこ劇場へ。
「パンパカパントマイム」を届けた。
この作品は小学1年生〜大人がストライクゾーンである。
だけど今回はリクエストがあって幼児低学年向け、高学年向けの2ステージに分けた。
小さい人たちの為にアレンジをしたわけだがこれは得るものが多かった。
観てもらう為、想像してもらう為、楽しんでもらう為に。
相手のことを想像する。
当たり前のことだが時に自分の想いだけで突っ走ってしまう。
発見が多く、良い機会だった。
知多おやこの皆さん、お世話になりました!
お土産に頂いたクリスマスリースを早速ドアに掛けました。
リースが上等過ぎてアンバランスだけど帰宅のたびに嬉しくなってます。
帰京して、タイヤをスタッドレスに変える。
私の愛車はスズキのエブリー、愛称エバ!
整備士さんに私の車はだいたい75歳〜80歳くらいと言われる。
、、、かなりショックだった。
無理はさせられない。
んだけど新潟へ〜!!!(^◇^;)
生まれた時からコメディエンヌの京本千恵美さんと新潟はまきおやこ劇場へ。
京本さんと新潟へ行くのは大変楽しい。
何故ならばっ!日本酒が美味しく吞めるからです。
まきおやこ劇場の事務局K崎さんは「コメディエンヌプラネット」がデビューした時からこの作品に大きなブラボーをくれていた。
ようやく上演が叶ってとても嬉しい。
看板にも気合が入っている。
会場入り口にはクリスマスツリー。
上演前に郷土料理を出してくれた。
新潟の郷土料理。
きりあえ、ぜんまい煮、からし巻、、、中でものっぺい汁は大好きになった。
この甘さはなんだろう?砂糖?!
聞いたら全く甘味料は無しで野菜の甘さだって。
驚いた。のちに食べた大根も物凄く甘いのっ。
愛と笑いを交換し合って、女盛りのパフォーマーを乗せた高齢の軽自動車は東京に帰った。
残すは千葉と三鷹の保育園での上演。
感染対策の為に今まで1ステージだったものが2ステ、時には3ステになる。
幼稚園、保育園では1〜3歳児、4歳児、5歳児に分かれたりする。
そうやって分けてみるとこれまたいろんな発見がある。
みんな一緒だと小さな子たちはお兄ちゃんお姉ちゃんが元気いっぱいで、自分のペースで観ることができない。
どんなことも先取りされてしまう。
同じ年齢同士だとフワン、ポヤ〜ンとした小さな子たちもだんだん観る顔つきになっていくのがわかる。
そんな時、役得だなあって思う。
大袈裟に言えば人の進化を見られる。
今年は上演納めが早かった。
だから時間もできて、大掃除に本気を出している。
あれもこれも捨てている。
大切にするものの数を減らしたいのだ。
シンプルになってもっともっと大切にする為に。
不安と希望を両手にいっぱい抱えて年の瀬を迎えています。