夏場所、大分、蝉時雨。
どすこ〜い、大分場所。
大分市内、蝉時雨を通り越した蝉タイフーン!!!
頭蓋骨を抜けて身体中に響き渡る声。
生まれて初めての音だった。
大分市子ども舞台芸術フェスティバル。
大分市内15ステージ、汗を飛び散らせて走り抜けた。
このフェスはNPOおおいた子ども劇場が
実行委員会を作り地域の力をたくさん借りて
毎年夏に子どもたちに生の舞台芸術を届けている。
「生の舞台の感動は固く閉じられた子どもたちの心の扉を開く。
想像の世界を広げ、生きる原動力を生み出してくれる。」
・・・当日パンフにこんな風に書いてある。
大丈夫か?!私、頑張れ。
今まで14ステージというのが過去にあったけど15は初めてだった。
頼りになる実行委員と・・・
快適な宿、美味い鶏肉。
現地で車が使えたことも有り難かった。
それでも宿に帰ってきた時に、どうしてもドアが開かない。
よく見たら車の鍵を鍵穴にねじ込んでいた。
オツカレチ〜ン!!!
この頃1時間の上演後、私のとこにやって来て自分の好きなもののことを熱く語る子どもがいる。
このツアーでも絵が大好きでいつかチカパンを描きたい、興奮気味に言ってくれた少女が印象的だった。
好きなもののことを伝えたくなる心情はわかる気がする。
そして上演後そう言われること、嬉しい。
15ステージの内、5ステージは育成クラブの限定公演。
育成さんの時は上演というより試合、という感じ。
5ラウンド、格闘技である。
斯くして。
なんとか試合を終えてたくさんの金メダルをもらう。
水泳も陸上もヘタッピな私。
オリンピックには出られないけど負けてないぞ。
ありがとう、大分のみんな。
暑いけどすぐに夏は行ってしまうよ。
元気で思いっきり過ごそうね。