ブラボーロケット打ち上がる。
左から京本千恵美、原作であり制作のきりがや、でチカパン。
3熟女の乾杯〜!
8月初旬、新作の「コメディエンヌプラネット」が元気な産声をあげた。
初打ち上げの場所は喜多方発21世紀シアター。
愛に溢れた大好きな夏のフェスだ。
新作創りははじめ少しだけ迷走した。
というのははじめは現在引っ込めている「ウキウキバルーンファクトリー」の再構築をするつもりであった。
我が道を行く圧倒的パワーのコメディエンヌ、京本千恵美を新たに迎えてリハを繰り返していた。
しかしあさぬまちずこさんとのウキウキをなかなか変えられない、超えられない。
試演会もやった。
はっきりしたのは京本千恵美の魅力が出ていない、ということ。
なんの因果か巡り合わせかせっかく爆笑コメディエンヌと共演できているのにこれでは宝の持ち腐れ。
年季の入った三人には残された時間はそんなに無い。
思い切って舵を切る。
京本もチカパンも芝居が大好き。
台詞に不安無し。
きりがやなおみがお話を書いて構成。
ふたりの魅力を存分に引きだしてくれた。
「コメディエンヌプラネット」。
〜心に雨が降る時は 大気圏を飛び出して
銀河で貴方を待っている コメディエンヌとランデブー!!〜
貴方の町にもそのうちにブラボーロケットで参ります。
乞うご期待!!!
さて生まれたのは作品だけではない。
たいへん昭和を感じさせるウンポコシスターズ誕生。
新作の副産物である。
このウンポコシスターズ、調子に乗って長野県は飯田のいいだ人形劇フェスタに参加。
今年は40周年、世界人形劇フェスである。
パントマイム表現のチカパンはこのフェスに出ることは敷居が高い。
しかし京本パワーに乗っかってやってきちゃった、いいだフェス!!
京本千恵美とチカパン、出会ったのは25年くらい前。
こんな日がやって来るとは。
機が熟すとはこのことである。