ひとは海から生まれたの、だから涙はしょっぱいの。
昨日の雨がカラッと晴れた気持ちの良い日。
文京区の某幼稚園で「ちょっとぼうけん」。
アコーディオンとパントマイムによるやさしい作品。
子どもたちノリノリ、私たち全力。
行ったことの無い海に冒険に出かけるチカパン。
観ているみんなといっしょに出発進行!
だけど寄り道ばかりでなかなか進まない。
容赦ない子どものツッコミがいつになく激しい。
果たしてチカパンは海に着けるのか!
そして海で見たものは?
個人的にも海が大好き。
ダイビングは苦手だけどシュノーケル大好き。
海はときどき怖いけれど・・・
海から生まれたほんの小さな記憶が身体の中に存在するのを感じる。
上演後、女の子が分厚い財布をみせてくれた。
中には札束(オリジナルのね)がぎっしり。
「お金持ちなんだね」、「お金持ちなの」。
そして私に¥1000をくれた。
男の子は「ぼくは16個持っているから1個あげる!」とダイヤをくれた。
何カラットかしら。
ああ、幸せ、これだからやっていられる。
「ひとは海から生まれたの、だから涙はしょっぱいの」とは制作の桐ケ谷さんの弁。
桐ヶ谷さんは時にきりがやさんとなり、素敵なお話を考えてくれる。
「ちょっとぼうけん」の原作者だ。
「ちょっとぼうけん」は夏の出会いのフォーラムで上演します。
小さなひとたちのために作ったやさしくて暖かいショーです。
子どもと舞台芸術 出会いのフォーラム2016詳細はこちらです。
http://www.kodomotobutai.net/index.html