諦めは悪い。

小さい頃から諦めは悪い方だった。
欲しいものがあると手に入るまで親を困らせた。
遠い記憶で鮮明に覚えているのは、ムーミンのペンダント。
やわらかいビニール製で空色のムーミンがシマシマのマフラーをしていた。
何日も何日もおねだりして買ってもらったことをはっきり覚えている。
首にかけるチェーンの色は金色をしていたと思う。
しかし、いざ手に入って大切にしたかというとそうではなかった気がする。
この件は今回のブログとなにか関係があるかと言えば全く無い。
なんで思い出したのだろう。
KC4B0059
横浜こどものひろばで0〜3歳の親子とワークショップ。
0〜3歳に特化したパフォーマンスやワークショップは私にとって特別にハードルの高い領域だ。
特に0歳、1歳なんて…人ではなくて精霊のようだ。
その森へは近づかない、チカパンのやることではない、そう思ってた。(決めていた)
怖かったのだと思う。
未知との遭遇は怖いものだ。
きれいなものを汚してしまうような恐怖?!
10分程度のパフォーマンスに30分のパントマイム遊び。
2日間2ステージだったが。
やってみたら…ちょっと楽しかった。
ヤレバデキナイコトモナイジャン。
そして子どもたちのことよりも…
0〜3歳を守るお母さん達のvividな感性に触れてそれが新鮮だった。
きっとこの年代の子を育てている親からは尋常ではない愛が放出されているのだろう。
愛とマイムは縁遠くない。
時々は無理をして、自分のキャパを広げたい。

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